URL末尾のスラッシュについてのグーグル検索での扱われ方
2010年11月5日
URL末尾のスラッシュの有無と検索エンジン側の扱いについて
グーグルが結構わかりやすく、詳細に取り上げていたのでメモ。
(2010-11-05、グーグル・ウェブマスターブログ)
その中でも一番のポイントとなるは次の2つ。
1.ウェブサイトのトップページの場合
ドメインにおけるトップページ(=ルートURL)については、
末尾にスラッシュがなくても、スラッシュがある場合と同一に扱われる。
http://example.com
http://example.com/
上の2つの例の場合、2つのURLは同一のもの(一般にはスラッシュのある方 http://example.com/ )として扱われます。
2.ウェブサイトのディレクトリの場合
ドメイン以下の階層(=ディレクトリ)レベルの場合、
URLの末尾のスラッシュ有無により、それぞれ別物として(そして、同等に)扱われる。
http://example.com/food/
http://example.com/food
上の2つの例の場合、2つのURLは別物として扱われます。
通常、
末尾にスラッシュのある http://example.com/food/ はディレクトリを、
末尾にスラッシュのない http://example.com/food はファイルを示します。
ただし通常、ホームページが入っているサーバーでは、
末尾にスラッシュのない http://example.com/food が入力された場合、末尾にスラッシュのある http://example.com/food/ にリダイレクトされるように設定されているため、同じURL(一般にはスラッシュのある http://example.com/food/ )として扱われます。
また、その場合、
末尾にスラッシュのあるURL http://example.com/food/ が、
グーグルの言うところの “優先URL” ということになります。
なお、末尾にスラッシュのない http://example.com/food がファイルとして扱われるケースは、主にこのURLがプログラムによって書き出された動的URLである場合が当てはまります。
(動的URLと静的URLについては、かなり間違った情報がネット上に出まわっているので、改めて別の機会に取り上げたいと思います。)
ラベル: Google, SEO(検索エンジン対策)
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