MSカタカナ表記(新長音表記ルールについて)

2010年2月7日


ちょっと前の話になりますが、2008年7月25日、マイクロソフト社は「マイクロソフト製品ならびにサービスにおける外来語カタカナ用語末尾の長音表記の変更について」をプレス発表しました。

分かりやすく言うと、マイクロソフト社のアプリケーション内やウェブサイト内で、これまで「コンピュータ」・「プリンタ」と語尾を伸ばさないで表記していたものを、「コンピューター」・「プリンター」と語尾を伸ばして表記するように順次変更して行くという発表でした。

以来それに基づき、弊社デザインクロスでも表記はできるだけ新長音表記ルールに従って記述するようにしています。

理由は簡単です。マイクロソフトの影響力は未だに甚大ですし、意外に思えるかも知れませんが、グーグルは(ヤフーや他の検索エンジンよりも)結構そういうマイクロソフトの動向や変更をきちんと検索結果に反映させていく企業です。

先程ざっと検索してみましたが、やはり語尾が伸びる文字と語尾がの伸びない文字での検索結果の順位の変動は、グーグルのほうが圧倒的に少ないです。つまり基本、グーグルは同じ単語として扱っているということになります。

私見ですが、たぶんマイクロソフトの変更した新長音表記ルールに従った方が、今後も検索エンジン対策的に有利になると考えます。(そう考えたので、1年半前から弊社もそのルールを取り入れましたし。)


ウィンドウズは毎日使っていますが、スタートアップメニューの右の部分にはそれほど注意していませんでした。お恥ずかしい話ですが、ようやく表示文字の語尾が変化していたことに気がつきました。


繰り返しになりますが、もう少し詳しく説明すると、マイクロソフトは、外来語カタカナ用語末尾の長音表記について、これまでJIS用語や学術用語に規定されていない用語について「2音の用語は長音符号を付け、3音以上の用語の場合は省くことを原則とする」という規定(JIS Z 8301:規格票の様式及び作成方法)に即した表記ルールを採用していましたが、国語審議会の報告を元に告示された1991年の内閣告示第二号をベースに、「言語の末尾が-er、-or、-arなどで終わる場合に長音表記をつける」という新しいルールを採用し、順次変更していくと2008年7月25日に発表しました。

ルールの変更とそのメリットについてマイクロソフト社は、次の用に言っています。

  • コンピューターが広範に普及するにつれ、末尾の長音を省略する傾向の強い工業系、自然科学系の表記に対するユーザーの違和感が増大しています。市場のニーズとして、より発音に近い表記が求められています。
  • ハード/ソフト上の制約が技術進歩とともに解消され、より自然な表記が可能になってきています。
  • 読み上げソフト等、アクセシビリティ向上においても自然な発音が求められており、これが可能となります。
  • 採用ルールは新聞・雑誌やTVで原則とされているほか、同業界内の多くのメーカーで採用されており、ユーザーフレンドリーです。



具体的な変更ワードについては、以下のページからダウンロードでます。ページに進んで、本文冒頭のプルダウンメニューから、一番下にある「マイクロソフト 日本語スタイルガイド」を選択して、ダウンロードできます。

ダウンロードした「Katakana_FAQ_External.xls」というエクセルファイルには変更の対象となった316単語が載っています。(ちなみに2008年7月25日の発表の時より2単語増えています。)



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