グーグルの検索結果に表示されるリッチスニペットに「イベント」が追加
2010年4月9日
グーグルは2009年11月に導入したリッチスニペット「レビュー」に続き、4月5日にリッチスニペット「イベント」を追加しました。
これにより、グーグル検索では、ホームページページに掲載されたイベントの情報をより分かりやすく検索結果に表示させることが可能になります。
ただ、仕様通り microformats または RDFa を利用してホームページ内の HTML 記述をリッチスニペット「イベント」用に構造化したとしても、必ずしもそのイベント情報がリッチスニペットとして表示されるとは限らないみたいです。
毎度のことながら、リッチスニペットとして表示されるのは、ある程度のビッグキーワードの必要があります。
とは言え、少なくとも「レビュー」よりは「イベント」のリッチスニペットの方がより有効にホームページ制作で活用できそうです。(レビューがあるホームページよりはイベント情報を掲載するホームページの方が沢山あるでしょうから。)
イベントのプロパティは以下の通り。
summary<>
必須。イベントの名前です。
url
イベントの詳細情報へのリンクです。
location
イベントの場所です。ネストされた組織データで表すことができます。マークアップされているページが場所に関するページでない場合や、イベントごとに場所が異なる場合は、指定することをおすすめします。
description
イベントの説明です。
dtstart
必須。イベントの開始日時です。ISO 日付形式で指定します。
dtend
イベントの終了日時です。ISO 日付形式で指定します。
duration
イベントの期間です。ISO 期間形式で指定します。
category
「祭り」、「コンサート」、「講座」などのイベント カテゴリです。
geo
場所の地理座標を指定します。latitude と longitude という 2 つの要素を含みます。省略可能です。
photo
イベントに関連する画像へのリンクです(写真以外の画像にも使用できます)。
実際の記述方法について詳しくは下記グーグルのページにて。
なお、リッチスニペットの重要性については、ブログ Webサイト・検索エンジン動向の「グーグルの検索結果でイベント情報を効果的にアピールするリッチスニペット『イベント』とは?」で説明していますので、ご覧ください。
ラベル: Google, 技術メモ(HP), 検索, 検索エンジン
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