ヤフー検索のグーグル検索エンジンへの移行は年内に切り替え完了へ

2010年10月27日

10月22日のヤフー第2四半期決算説明会の場で、
ヤフーの井上雅博社長は検索エンジンのヤフーからグーグルへの切り替えを予定通り年内に完了する方針を発表したそうです。

既に数パーセント(一部情報によると5%という情報も)は、
ヤフー検索において
グーグルの検索エンジンを使用した検索結果を
試験的に表示しているとのこと。

そして、ヤフー検索において
米ヤフー(Yahoo! Inc.)の検索エンジンを使っているか、
それともグーグルの検索エンジンを使っているかは、
ヤフー検索結果の最下段のコピーライトの下の一文

  Search Results provided by Yahoo! Inc.

が有るか無いかの違いで判断できるそうです。

【ヤフー検索結果画面(最下段のクレジット部分)
見本画像:Search Results provided by Yahoo! Inc.


個人的には、グーグルの検索エンジンベースのヤフー検索結果を確認できたことは残念ながら一度もありません。

5%だとすると、20回に1回は検索結果に現れてもよさそうですが。

確認できましたら、お伝えしたいと思います。


ヤフー検索のグーグル検索エンジンのへの移行、先ずはMac版Firefoxから
  (2010-11-01。確認できましたのでその状況を公開しています。)


  ………………………………………………


検索エンジンの話題からは少し外れますが、

  Yahoo! JAPAN - IR関連情報

に載っている IR(=Investor Relations、企業が株主や投資家に対して自社の理解を深めてもらうために提供する企業情報)資料は、
目を通すと興味深い内容になっています。

とりわけ「添付資料」には、
リスティング広告の売上高の業界別シェアや
ディスプレイ広告の売上高の業界別シェアなど、
ヤフーにおける公告費の業界別シェアを知ることができます。

  ▶ 2010年度第2四半期決算説明会資料
   (PDFファイル、2010-10-22)


さらに決算報告書(決算短信)には、
リスク開示ということで、
ネット広告ビジネスにおける問題点や
リスク(損害賠償請求の可能性のある事案)が
こと細かく載っていて、
インターネットビジネスに関わる者にはとても参考になります。

  ▶ 決算報告書


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Internet Explorer が世界シェアで50%を割る

2010年10月22日

世界約300万サイトにトラッキングコードを埋め込むことによって
アクセス解析を実施しているアイルランドのアクセス解析調査会社
StatCounter社のアクセス解析データによると、
2010年10月、Internet Explorer が
ブラウザーの世界シェアで、初めて50%を割ったとのこと。

  ▶ StatCounter Global Stats
   (スタットカウンター・グローバル・スタッツ)

世界では、Internet Explorer の利用比率は下がる一方ですね。


ブラウザーの世界シェア(StatCounter Global Stats 発表)】
ブラウザーの世界シェア


ブラウザーの日本シェア(StatCounter Global Stats 発表)】
ブラウザーの日本シェア

日本では、まだ60%を切ったところです。
世界シェアに比べ、下降が緩やかですね。

こうしたデータを見るにつけ、
ホームページ制作時のブラウザー毎のチェックが
ますます重要になることを感じます。


なお、StatCounter Global Statsの表の見方については、
当ブログ「ブラウザー、OS、検索エンジン、モバイルのシェアがリアルタイムに判るサイト StatCounter Global Stats」で解説しています。


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